お金・家計・車の整理
家計を全部見せずに、返納後の交通費を相談するには
移動費は相談したいけれど、貯金や借り入れの全部を子どもへ見せるのはためらう。家族に何を伝えるかと、詳しい家計をどこで整理するかは、分けて考えられます。

相談に必要な金額を絞る
交通費の分担を話したいなら、まず月の必要額、自分で出せる額、不足額を示す方法があります。家族に援助を求める場合は相手にも判断材料が必要なので、どの情報なら共有できるかを相談します。月額だけで話が進まない場合も、直ちに全資料を渡す必要はありません。

家族へ見せない情報を決める
総残高、借入先、契約書の内容など、今は家族へ見せたくない情報を自分用に整理します。隠すことが目的ではなく、誰へ何のために伝えるかを本人が理解して選ぶためです。家族へ渡す表には、不要な口座番号や契約番号を書き込まないようにします。

詳細は個別相談で整理する
詳細の整理には、自立相談支援機関など生活や家計の相談先を市区町村へ尋ねる方法があります。予約時に、本人だけで相談できるか、必要な資料、家族への情報共有の扱いを確認します。制度の対象や提供内容は相談先で確かめ、家族への非開示が無条件に保証されるとは決めつけません。

資料の保管と共有を確認する
原本は誰が保管し、写しを誰へ渡すかを記録します。端末で撮影する場合も保存先と共有相手を確認してください。相談後に家族へ伝える内容を一緒に整理してもらい、必要な部分だけの共有表を作ると、元の資料を丸ごと渡さずに次の相談へ進めます。

伝えるときの言葉
家族
交通費は相談したいのですが、家計の全資料を今すぐ見せることには抵抗があります。まず必要な月額と不足額で話したいです。詳しい整理は私が選ぶ相談先で行い、何を共有するか改めて決めたいです。
家族へ共有する月額と資料の範囲表
移動費の相談を進めながら、本人が共有範囲を把握します。
- 家族へ渡す用紙には必要な額だけを書きます。
- 詳細資料は相談先の目的と扱いを確認してから用意します。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 共有項目・資料 | 伝える相手 | 目的・金額または範囲 | 保管・再共有の確認 |
|---|---|---|---|
| 月の交通必要額 | |||
| 本人が出せる月額と不足額 | |||
| 詳細資料を相談する先 | |||
| 家族へ見せない資料 | |||
| 相談後に共有する内容 |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 共有項目・資料 | 伝える相手 | 目的・金額または範囲 | 保管・再共有の確認 |
|---|---|---|---|
| 説明用の例:家族への共有 | 子ども | 交通必要額12,000円、自分で出せる額8,000円、不足4,000円という計算例 | 総残高の資料はこの表に添えない |
| 説明用の例:詳細整理 | 本人が選んだ相談窓口 | 収入と支出を整理する資料を事前確認 | 本人だけの相談と情報共有の扱いを尋ねる |
この方法では難しいとき
家族との話が情報開示の押し問答になる場合は、分担を決める前に本人だけで相談できる窓口を確認します。相談時には、家族へ何を伝えるかを本人と確認してほしいと最初に伝えてください。
家族が手伝うときに
資料を見せないことを理由に本人を責めず、何の判断にどの情報が必要かを説明します。預かった資料を他の家族へ回す前にも本人へ確認してください。
出典と確認日
- 生活困窮者自立支援制度(厚生労働省)
確認日:
生活の困りごとの相談先として地域の自立相談支援機関が案内されている。/家計の状況整理や関係機関へのつなぎ等を行う家計改善支援の案内がある。
確認した箇所と適用範囲
自立相談支援事業・家計改善支援事業。本文298〜323行相当。
生活の困りごとの相談と家計改善支援の概要。具体的な給付・貸付・交通費補助の対象になると確約しない。
受付・料金・対象条件などは変更されることがあります。利用する窓口へ、ご自分の条件で確認してください。
