返納を迷う・気持ちを整理する
免許を取った日の自由を、返納後の暮らしにも残す
免許を取った日に感じた自由を思い出すと、返納が自立を失うことのように思えるかもしれません。その自由の中身を、今も続けたい行動に言い換えてみます。

あの日うれしかったことを書き出す
一人で買い物へ行けた、会いたい人へ会いに行けた、行き先を自分で決められたなど、運転が与えた自由を具体的に思い出します。思い出を話すことを、返納へ納得するための作業にしないでください。大切なものを知るための時間です。

今も残したい自由を行動にする
『自由でいたい』を、場所・相手・時間・選び方に分けます。たとえば自分で店を選ぶことが大切なら、送迎を頼んでも店選びは本人ができます。移動手段が変わる部分と、本人が選び続けたい部分を別々に書きます。

本人が決める一回の外出を作る
残したい行動を一つ選び、本人が行き先や時間を決める外出を作ります。交通の都合で希望が難しい場合は、どの条件なら変更できるかを本人へ聞きます。費用、待ち時間、同行の範囲まで確認し、他人が全体を決めた予定にしないようにします。

できたことと残る不便を振り返る
帰宅したら、行けたことだけでなく、自分で選べたことと窮屈だった部分を振り返ります。『前と同じではなかった』も大切な答えです。次は帰りの時間だけ変えるなど、一つずつ条件を直していきます。

伝えるときの言葉
手助けを頼む相手
行く場所と店で過ごす時間は自分で選びたいです。その希望を残せるように、行き帰りの部分を一緒に考えてもらえますか。
大切な自由を一回の外出へつなぐシート
自由という気持ちを、本人が選ぶ具体的な行動にします。
- 思い出から一つの行動を選びます。
- 実行後の不便も消さず、次回の変更へ使います。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
| 項目 | 記入欄 |
|---|---|
| あのときうれしかった自由 | |
| 今もしたい具体的な行動 | |
| 本人が決めたい部分 | |
| 移動・費用・同行の条件 | |
| 実行後に自分で選べたこと | |
| 次に変えたいこと |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
| 項目 | 記入欄 |
|---|---|
| 自由 | 説明用の例:誰にも急かされず店で選ぶこと |
| 外出案 | 行き帰りだけ送迎を頼み、店では一人の時間を取る |
この方法では難しいとき
すぐに実行できない場合は、希望を消すのではなく、費用や時間など足りない条件を記します。今月できる一部の行動と、改めて調べたい希望を分けて残します。
家族が手伝うときに
『送ってあげるからどこでも同じ』と扱わず、本人が何を自分で選びたいか聞いてください。移動の確保と自由の感じ方は、別々に確認します。
この情報の範囲
暮らしの準備や話し合いのための編集提案です。個別の運転適性、制度の利用資格、地域のサービス提供を判断するものではありません。
