家族と話す・無理なく頼る
送迎のお返しができないと感じるとき、持ち寄れる役割を考える
車を出して助け合ってきた人ほど、今度は受け取るだけだと感じるかもしれません。自分も何かしたい気持ちは大切にしながら、送迎一回につき何かを返す仕組みにはしないことが大切です。

返せないと感じる気持ちを伝える
『車を出せなくなって寂しい』『一方的に助けられるのが落ち着かない』と、困っている感情から伝えます。何かを返したいと思うこと自体を否定する必要はありません。同時に、その気持ちから無理な仕事や支出を引き受けていないかも確認します。

自分がしたいことを選ぶ
話を聞く、得意な料理を少し分ける、昔の写真を整理するなど、本人がしたいことから選びます。相手に役立つためだけに新しい役割を作る必要はありません。できる量と頻度を小さくし、やってみて疲れるならやめられる形にします。

相手が助かることを確かめる
本人がしたいことと、相手が受け取りたいことは違う場合があります。料理なら量や受け取る日を聞くなど、短く確かめます。断られても本人の価値を否定されたとは限りません。別の役目を次々探す前に、何もしない関わり方も残しましょう。

何もしない日も支援を受けられる約束
体調の悪い日や気持ちの乗らない日は休める、と先に言葉にします。送迎と引き換えに家事をする約束ではなく、それぞれができる日に支える関係を目指します。支援を受けるために働き続ける必要がある状態なら、負担の分け方を改めて相談してください。

伝えるときの言葉
家族や友人
私も何かできたらうれしいけれど、送迎のたびに返す約束にはしたくないです。できる日に少し料理を分けてもよいですか。難しい日は休ませてください。
したいことと休む条件のカード
本人の意欲を、支援の対価や義務に変えずに残します。
- 空欄のままでも支援を受けてよいカードです。
- 相手が望むかを確認し、送迎回数とは結びつけません。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
| 確認すること | 記入欄 |
|---|---|
| 私がしてみたいこと | |
| 無理なくできる量・頻度 | |
| 相手に聞くこと | |
| 休む・やめる条件 | |
| 休むときの伝え方 | |
| 支援の条件にしないことの確認 |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
| 確認すること | 記入欄 |
|---|---|
| したいこと | 説明用の例:作り過ぎた煮物がある日に、欲しいか聞く。毎週は約束しない。 |
| 休む条件 | 説明用の例:買い物や調理で疲れる日は何も用意しない。送迎を受けるかどうかとは別にする。 |
この方法では難しいとき
何も思いつかない日は、役割探しをいったん止めます。話す、同じ時間を過ごすだけの関係も残し、支援の利用を後回しにしないでください。
家族が手伝うときに
『代わりにこれをして』と支援の条件を付けないでください。本人の提案を受ける場合も、断ってよい日や休む日を明確にし、成果や頻度を求め過ぎないようにします。
この情報の範囲
暮らしの準備や話し合いのための編集提案です。個別の運転適性、制度の利用資格、地域のサービス提供を判断するものではありません。
