家族の世話・介護・ペット
近所の人の送迎をやめるときの伝え方と引継ぎ
近所の人に頼られてきた分、送迎を終える話は言い出しにくいものです。相手を気にかけることと、これからも運転を引き受けることは分けて伝えられます。

送迎を終える予定を早めに伝える
終了が決まったら、相手が次の手段を探せるように予定を早めに知らせます。「体調がよければ乗せる」と含みを持たせると、双方が期待を残してしまいます。運転を終える日と、最後に対応できる予定があればその範囲を明確にします。健康状態など、話したくない理由を詳しく説明する必要はありません。

相手に必要な移動を整理してもらう
相手には、次の通院や買い物の日時、荷物、付き添いの有無を本人の言葉で整理してもらいます。自分がすべて聞き取り、全件の代替手段を調べる役になる必要はありません。希望するなら一回だけ整理を手伝うなど、手伝える範囲を決めます。「あなたが困るからやめられない」という関係を長引かせないことも引継ぎの一部です。

同意を得て地域の相談先を探す
外部へ相談する場合は、相手にどこへ何を伝えるか確認します。高齢者の生活上の困りごとなら地域包括支援センターが候補ですが、移動を必ず手配してもらえるわけではありません。相手本人や家族が問い合わせる担当になり、こちらはこれまでの送迎の頻度など、了承された情報を伝える形も選べます。

本人一人に手配責任を残さない
引継ぎメモには「次の問い合わせは誰が、いつするか」を書きます。相談先を紹介した後も毎回の予約、支払い、変更連絡が自分へ戻ってくるなら、担当の見直しが必要です。声を掛け合う関係は続けながら、車の手配の責任は区切ります。代替手段が難しいことを、自分が運転を続ける義務に置き換えないでください。

伝えるときの言葉
これまで送迎していた近所の人
月末から運転をやめるので、病院への送迎は続けられません。次の受診の移動について、必要なら相談先を一緒に一度探すことはできます。その後の問い合わせや予約を誰に頼むか、あなたの希望で決めておいてください。
近所への説明文と引継ぎメモ
送迎を終える説明と、次の相談の担当を確認するメモです。
- 送迎を終える予定を伝えた後、相手が必要とする用事を各行へ書きます。次の相談をする人と日を決め、自分が手伝える範囲をそれとは分けて残します。
- 書きたい範囲で記入してください。
- 決まっていない欄は「未確認」とし、次に聞く相手や日を書き添えます。
- 記入例の人・日時・金額は、説明用の仮定です。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 必要な用事 | 用事の日時・相談担当 | 本人が手伝う範囲 | 次の確認日 |
|---|---|---|---|
| 通院 | |||
| 買い物 | |||
| 急な依頼の連絡先 |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 必要な用事 | 用事の日時・相談担当 | 本人が手伝う範囲 | 次の確認日 |
|---|---|---|---|
| 通院 | 架空例:相手本人が家族と相談 | 今までの曜日を紙に書いて渡す | 次の受診一週間前まで |
| 買い物 | 相手本人が店舗へ注文方法を確認 | 窓口探しを一回だけ手伝う | 月内 |
この方法では難しいとき
話しづらければ短いメモで先に予定を伝え、落ち着いて話せる時間を取りましょう。相手の強い要求が続く時は、一人で交渉を繰り返さず、信頼できる人や相談窓口に相談します。
家族が手伝うときに
これまでの善意を、本人がいつまでも担う義務にしないでください。家族が本人に代わって相手の情報を広く共有することも避けます。
出典と確認日
- 地域包括ケアシステム(厚生労働省)
確認日:
地域包括支援センターは高齢者の総合相談等を担い、市町村が設置している。
確認した箇所と適用範囲
2.地域包括支援センターについて。本文315〜335行相当。
高齢者の総合相談を担う窓口の概要。若い本人へ一律に案内しない。センターが必ず送迎を提供・確保するとはいえない。
受付・料金・対象条件などは変更されることがあります。利用する窓口へ、ご自分の条件で確認してください。
