返納を迷う・気持ちを整理する
返納後の通院が決まらないとき、最初の一回を準備する
返納する話は進んでいるのに、次の病院へどう行くかが決まらない。行きだけでなく帰りの見通しもないままでは、返納後の暮らしを考えにくいものです。まず直近の通院一回について、往復、付き添い、診察が延びたときの連絡をこのシートで組み立てます。

次の通院の条件をそろえる
病院名だけでなく、受付・検査・診察の時刻、利用する入口、必要な持ち物を確認します。歩行や乗降で困ること、付き添いが必要な工程も本人に聞きます。診察の終了時刻は確定できなければ『未定』とし、都合のよい時刻を仮定して予約を済ませないでください。

往路と帰路を別々に確保する
家族が行きだけ送れるなら、帰りは別の手配として残します。タクシーなどの交通事業者には、予約が取れたか、片道だけでも利用できるか、料金、待機や変更の条件を聞きます。予約の電話をしただけで確定とせず、日時・場所・連絡先を読み合わせて記録します。

診察が延びた場合を決める
診察が延びたときに、誰へいつ連絡するかを決めます。迎えまで院内で待てる場所も医療機関へ確認してください。本人が電話できない場面があるなら、誰が連絡を助けるか、事前に頼める範囲を確かめます。院内の職員が当然代行すると見込まないようにします。

埋まらない移動を相談へ持ち込む
使える交通がない、料金が払えない、入口から動けないなど、空欄が残った理由を具体的にします。医療機関の相談担当や自治体の交通・生活相談先へ、この一回の条件を示して相談します。手段が見つからないまま、本人が不安な運転を引き受ける予定には戻さないでください。

伝えるときの言葉
医療機関の相談担当・交通の予約先
次の受診に車を運転せず行く準備をしています。行きは決まりましたが、終了時刻が読めず帰りが未確保です。この条件で確認できる方法と、難しい場合の相談先を教えてください。
最初の通院一回の手配と未解決事項シート
往路・院内・帰路をつなぎ、手配できていない箇所を相談へ渡します。
- 確定した予定と未確認の条件を区別します。
- 問い合わせに対する回答日と担当先を一緒に残します。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
| 工程・条件 | 手段・担当・確認状況 |
|---|---|
| 受診日・受付時刻・入口 | |
| 自宅から乗車まで | |
| 往路の予約・費用 | |
| 降車後から診察まで | |
| 帰路の予約・費用・待機場所 | |
| 診察延長時の連絡 | |
| 未解決の工程と次の相談先 |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
| 工程・条件 | 手段・担当・確認状況 |
|---|---|
| 往路 | 説明用の例:家族が送る予定。出発時刻を確認中 |
| 帰路 | 終了時刻未定。当日連絡の配車が可能か問い合わせる |
| 未解決 | 迎えが来るまで座って待てる場所 |
この方法では難しいとき
当初の予約に間に合う方法が見つからない場合は、受診先へ早めに連絡し、時刻等を調整できるか聞きます。必要な受診を自分だけで諦めず、移動の問題として事情を伝えてください。
家族が手伝うときに
『何とかなる』ではなく、担当できる片道と時間を示します。送迎する人だけでなく、予約、費用、診察延長の連絡を誰が担うかまで確認してください。
この情報の範囲
暮らしの準備や話し合いのための編集提案です。個別の運転適性、制度の利用資格、地域のサービス提供を判断するものではありません。
