家族と話す・無理なく頼る
送迎してもらうと頼まれ事を断れないときの境界線
送ってもらった借りがあると思うと、別の頼み事にも断れなくなる。感謝を伝えることと、自分の時間やお金をどこまで差し出すかは、別々に決めてよいことです。

感謝と別の依頼を分ける
送迎を助かったと感じていることは、そのまま伝えられます。それでも別の作業、買い物、金銭の頼みを必ず受ける約束にはなりません。最初から交換条件があったのか、後から本人が借りだと感じたのかを整理すると、話し合う内容がはっきりします。

できない範囲を短く伝える
『今週はできない』『お金を出すことはできない』と、断る範囲を短く示します。納得してもらうために私生活の事情をすべて説明する必要はありません。代案を出す余裕がなければ、断るだけで終えても構いません。

断った後の扱いを確かめる
断った後に何度も迫られる、送迎してやったと責められる場合は、次の依頼をその場で重ねないようにします。本人だけで関係を修復しようとせず、やり取りを短くメモして信頼できる人に相談します。威圧される場面では、対面で言い返すことを優先しません。

ほかの移動方法も一つ用意する
一人に頼れないと困る用事を先に選び、その一件の代替交通を確認します。利用できる時間、往復費用、予約の方法を調べ、難しければ日程変更や別の支援者も比較します。別の方法で行ける用事が一つでもあれば、その日の送迎や、代わりに頼まれたことを断るときの備えになります。

伝えるときの言葉
別の頼み事をしてきた相手
送ってくれたことには感謝しています。今回の頼み事は引き受けられません。送迎への感謝とは別に、できることを決めさせてください。
断る一文と予備手段のメモ
感謝を残しながら、自分が引き受ける範囲を決めます。
- 本人の境界を整理するもので、相手を説得し切るための表ではありません。
- 危険や威圧を感じる場合は、一人で対面確認をしないでください。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
| 整理する項目 | 記入欄 |
|---|---|
| 感謝を伝えたいこと | |
| 今回断る依頼と範囲 | |
| 伝える一文 | |
| 押し切られそうなときの相談相手 | |
| 別手段を先に作る外出 | |
| 交通の確認先・確認する条件 |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
| 整理する項目 | 記入欄 |
|---|---|
| 断る一文 | 説明用の例:病院まで送ってくれたことは助かっています。ただ、今度の作業を一日手伝うことはできません。 |
| 別手段 | 説明用の例:次回の通院の帰りについて、配車可能な時刻と料金を電話で確認する。 |
この方法では難しいとき
直接断ると怖い場合は返答を急がず、信頼できる人に相談してから文で伝える方法を選びます。次の外出は、その人以外の手段を調べる作業を誰かに手伝ってもらいます。
家族が手伝うときに
『助けてもらったのだから我慢して』と、本人だけに耐えることを求めないでください。頼み事の内容と本人の負担を聞き、代わりの移動を一件確保するための確認を分担します。
この情報の範囲
暮らしの準備や話し合いのための編集提案です。個別の運転適性、制度の利用資格、地域のサービス提供を判断するものではありません。
