家族の世話・介護・ペット
車いす・歩行器を使う家族と移動するときの予約確認
二人の席が取れても、車いすや歩行器を運ぶ段階で困ることがあります。「一緒に乗れるか」に加えて、どこからどこまで誰が助けるかを予約前に確かめましょう。

本人と付き添いの条件を分ける
乗る人と付き添う人の条件を別々に伝えます。付き添いが同乗するからすべて介助できるとは限りません。「私は一緒に行けるが、持ち上げることはできない」「家族は車いすから座席へ移る時に補助が必要」のように、引き受けられる範囲をはっきりさせます。安全な介助方法は普段の支援担当にも相談してください。

用具の寸法と折り畳みを伝える
用具の幅、長さ、高さ、重さは、説明書や表示などで分かる範囲を確認します。折り畳む場合の寸法も予約先へ伝え、不明な数値は推測で埋めず確認方法を聞きます。車いすに座ったまま乗るのか、座席へ移るのかも重要です。予約先が適合を確認する前に「普通の車で大丈夫」と決めないようにします。

乗降・移乗・積み込みの担当を確かめる
自宅玄関の段差、車への乗り込み、用具の積み込み、到着先の入口までを順番にたどり、担当を置きます。「介助あり」という言葉だけでは範囲が分かりません。階段対応、移乗、荷物運び、建物内への同行を個別に聞き、対応できない区間があれば出発前に別の支援を確保します。

玄関から目的地までの費用を確認する
運賃以外に予約、用具、介助、待機などの費用が加わるかを確認し、往復の見込みを聞きます。帰りも同じ車両が来るとは限らないため、帰路の用具条件を再度伝えます。当日に条件が違った場合は、その場で無理な積み込みや持ち上げをせず、予約先へ対応を相談することを決めておきます。

伝えるときの言葉
移動サービスの予約先
家族が車いすを使い、私も付き添って乗ります。私は持ち上げる介助ができません。用具の寸法をお伝えしますので、玄関の段差、移乗、積み込み、到着先の入口までの対応と費用を項目ごとに確認したいです。
用具・介助・同乗の予約票
用具と介助の対応に空白がないかを予約先と確認する票です。
- 用具と同乗人数を記入し、玄関から帰路まで必要な助けを一行ずつ予約先へ伝えます。対応する人、可否、追加費用を聞き、未確定の区間を残します。
- 書きたい範囲で記入してください。
- 決まっていない欄は「未確認」とし、次に聞く相手や日を書き添えます。
- 記入例の人・日時・金額は、説明用の仮定です。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 項目・区間 | 用具/必要な助け | 誰が対応するか | 可否・追加費用・確認先 |
|---|---|---|---|
| 用具と同乗人数 | |||
| 玄関から車 | |||
| 移乗・用具固定や積み込み | |||
| 降車から受付 | |||
| 帰路 |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 項目・区間 | 用具/必要な助け | 誰が対応するか | 可否・追加費用・確認先 |
|---|---|---|---|
| 玄関から車 | 架空例:段差一段、持ち上げ介助は家族不可 | 予約先に対応範囲を相談 | 未確定。写真等の確認方法も尋ねる |
| 帰路 | 同じ車いすと付き添い一人 | 別便でも条件を引継ぐ | 予約先から確認回答待ち |
この方法では難しいとき
用具や介助に対応できないと言われたら、車両だけを先に予約しないでください。普段の支援担当や受診先へ、対応できない区間を示して別の方法を相談します。
家族が手伝うときに
本人にも付き添いにも無理な持ち上げを頼まないでください。「家族がいるので介助不要」という前提で予約しないことが大切です。
この情報の範囲
暮らしの準備や話し合いのための編集提案です。個別の運転適性、制度の利用資格、地域のサービス提供を判断するものではありません。
