返納前の準備・返納後の暮らし
返納後の予定表に、自分で選んだ楽しみを一つ入れる
予定表に通院と頼まれた用事しかないと、自分の暮らしを自分で選んでいる感じが薄れることがあります。小さくても、自分が楽しみにできる予定を一つ置いてみましょう。

本人がしたいことを一つ選ぶ
行きたい店で季節の物を見る、知人とお茶を飲む、景色を眺めるなど、本人がしたいことから選びます。家族がよいと思う催しへ参加することが目的ではありません。「何も思いつかない」時は、前に好きだった場面や、今少し気になることから考えます。本人が今は休みたいなら、予定を作ることを課題にしないでください。

日時・移動・予算まで決める
希望を実行できる形へ近づけるため、候補日、滞在時間、往復の交通、予算を一つずつ確認します。楽しみの費用と移動費を合わせ、本人が納得できる規模を選びます。同行が必要なら頼む相手の都合を聞き、返事があるまで確定としません。日程が決まらなくても、次に確認する日を予定表へ入れられます。

誰かの用事と別の予定にする
同じ日に家族の用事を頼まれた時も、本人の予定を自動的に消さないようにします。まとめて出かけるなら、楽しみに使う時間を先に確認します。買い物の送迎のついでに寄る案でも、本人が望む内容が残っているかを聞きます。「実用的な用事ではないから後回し」という扱いが続かないことが大切です。

実行できない理由を次へつなげる
実行できなかったら、交通が取れなかった、予算が合わなかった、疲れていたなどの理由を一つ残します。本人の希望がなくなったのか、条件が整わなかっただけかを分けます。日程変更、場所の変更、短時間にするなど、望む楽しみを残す方法を考えます。やりたいこと自体を予定表から消す前に本人へ確認しましょう。

伝えるときの言葉
家族・同行を頼む人
今月は花を見に行く予定を自分で一つ作りたいです。家族の買い物とは別に、そこで過ごす時間を取りたいです。この候補日の往復をどう手配できるか、一緒に確認してもらえますか。
自分の楽しみを入れる月間予定表
本人が選んだ楽しみを、日時と移動まで含む予定にする表です。
- してみたいことを一行へ書き、候補日、滞在時間、往復方法、予算を順に埋めます。まだ実現方法が決まらなくても、次に確かめる日を残しておけます。
- 書きたい範囲で記入してください。
- 決まっていない欄は「未確認」とし、次に聞く相手や日を書き添えます。
- 記入例の人・日時・金額は、説明用の仮定です。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 候補日・実施日 | 本人がしたいこと・滞在時間 | 往復の方法・予算 | 予約状況・次の確認 |
|---|---|---|---|
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 候補日・実施日 | 本人がしたいこと・滞在時間 | 往復の方法・予算 | 予約状況・次の確認 |
|---|---|---|---|
| 架空例:今月第三週の候補 | 花を見て30分お茶を飲む | 往復交通と飲食を合わせて確認 | 本人が場所を選び、家族へ同行可否を尋ねる |
| 振替候補日を後で決める | 同じ楽しみを残したい | 雨天時の条件は未確認 | 中止の場合は理由を一つ記録する |
この方法では難しいとき
外出の条件が整わなければ、希望をそのまま残して次に調べる日を決めます。家でできる別の楽しみも本人が望めば選べますが、外出したい希望の代わりとして一方的に決めないようにします。
家族が手伝うときに
楽しみを用意する前に本人へ何をしたいか聞いてください。実行できなかった時は、本人の気力だけでなく移動や費用の条件も見ます。
この情報の範囲
暮らしの準備や話し合いのための編集提案です。個別の運転適性、制度の利用資格、地域のサービス提供を判断するものではありません。
