返納を迷う・気持ちを整理する
運転をやめても、自分で続けたいことを守るには
運転をやめる話から、家事も手続きも全部任せる話へ広がると、自分の暮らしを取り上げられるように感じます。自分で続けたいことと、手伝ってほしい作業を分けて伝えましょう。

自分で続けたい作業を書く
料理、買い物、支払い、予定の管理など、今している作業を書きます。できるかどうかを家族が採点する表にはせず、本人が続けたい部分を先に選びます。運転の話だけを理由に、ほかの作業まで自動的に任せる必要はありません。

手伝ってほしい工程だけを選ぶ
買い物なら、品物を選ぶ、注文する、受け取る、運ぶ、しまうという工程があります。袋を運ぶのは頼みたいが、品物は選びたい、と分けて伝えてください。一つの工程を頼んでも、残りを全部任せたことにはしない約束を作ります。

手を出す前に尋ねる約束
手伝う側には、始める前に『ここは一緒にする?』と聞いてもらいます。すでに代わりにされて困った場合も、感謝を伝えることと範囲の変更は両立します。何を自分でしたかったかを具体的に伝え、次回の頼み方を直します。

支援の範囲を見直す
体調や暮らしが変われば、希望する支援の範囲も変わります。前の表を守ることを本人の義務にせず、必要なときに更新します。支援を増やす場合も減らす場合も、本人がどう感じたかを確認し、変更した日を残してください。

伝えるときの言葉
家族・支援者
運転の手助けは必要ですが、ほかのことまで全部任せたいわけではありません。買い物なら選ぶのは私がして、荷物を運ぶ部分だけお願いしたいです。
自分で行う部分と一部支援の生活作業表
作業全体を手放さず、必要な工程だけ支援を頼むための表です。
- 作業を工程に分け、本人が希望する欄へ記入します。
- 依頼範囲が変わるときは、先に本人へ確認します。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 作業・工程 | 本人がしたいこと | 頼みたいこと |
|---|---|---|
| 買い物 | ||
| 食事の準備 | ||
| 支払い・手続き | ||
| 予定の管理 | ||
| 次に見直したい作業 |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 作業・工程 | 本人がしたいこと | 頼みたいこと |
|---|---|---|
| 買い物 | 説明用の例:野菜は自分で選ぶ | 重い袋を玄関から台所へ運ぶ |
この方法では難しいとき
作業を細かく分けるのが難しければ、最近『代わりにされて困った一件』から始めます。逆に、頼む範囲が小さすぎて大変だった場合も、次回は一工程足してよいと決めておきます。
家族が手伝うときに
早く済ませることだけを優先せず、本人が続けたい工程を待つ時間も確保します。本人が頼んでいない支援を増やすときは、改めて希望を聞いてください。
この情報の範囲
暮らしの準備や話し合いのための編集提案です。個別の運転適性、制度の利用資格、地域のサービス提供を判断するものではありません。
