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送迎を頼める家族がいないときの移動相談の進め方
家族に送ってもらうよう案内されても、その家族がいなかったり、実際には頼めなかったりすることがあります。家族送迎を見込まないことを、相談の最初の条件として伝えます。

家族を頼れない条件を最初に伝える
「家族はいるが遠方で送迎できない」「家族への連絡を希望しない」など、相談に必要な範囲で事情を伝えます。関係を詳しく説明したくない場合は、「家族の送迎や予約調整は利用できません」とだけ示して構いません。家族の人数と、実際に頼れる支援を分けることが大切です。

行き先・回数・困る動作をまとめる
通院、買い物、交流など、必要な行き先と回数を並べます。最寄りの停留所まで歩けるか、乗り降りに何が必要か、費用のどこが難しいかも書きます。診断名だけでなく移動で困る動作を示すと、交通と介助のどちらの条件が未解決かを整理しやすくなります。

交通と生活支援の担当を確かめる
自治体の窓口へ、地域の交通を扱う担当と生活上の支援を扱う担当を確認します。高齢者の生活相談なら地域包括支援センターも相談先の一つですが、送迎の提供を保証する窓口ではありません。年齢や事情が異なる場合は、自分に合う担当へ案内を求め、同じ窓口だけへ固定しないでください。

使える方法がない場合の相談を続ける
候補がないと言われた場合は、未解決の行き先と日付を残し、別の担当へ相談できるか聞きます。交通を増やせなくても、用事の時刻や受け取り方法を変えられる場合があるため、用事先への相談も分けて行います。すぐ解決しなくても、次の連絡先と伝える条件が分かるところまで確認します。

伝えるときの言葉
自治体の相談窓口
家族による送迎も予約の調整も利用できません。来週の通院の往復がまだ決まっていません。交通と生活支援のどの担当へ、何を伝えて相談すればよいか教えてください。
家族送迎なしの移動相談票
家族以外の支援を探すため、必要な移動条件を具体的に渡します。
- 家族の送迎や調整を使えないことを最初の欄へ書き、直近の外出から条件を埋めます。相談後は紹介先と次に連絡する日を残し、同じ票で事情を伝えます。
- 書きたい範囲で記入してください。
- 決まっていない欄は「未確認」とし、次に聞く相手や日を書き添えます。
- 記入例の人・日時・金額は、説明用の仮定です。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
| 確認・記録すること | 自分の記入欄 |
|---|---|
| 家族送迎・調整を使えない条件 | |
| 直近の行き先と必要日 | |
| 月の回数・往復の条件 | |
| 歩行・乗降で困る動作 | |
| 使える費用と未解決の費用 | |
| 紹介先・次の連絡日・伝える内容 |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
| 確認・記録すること | 自分の記入欄 |
|---|---|
| 家族送迎・調整を使えない条件 | 説明例:家族は遠方。平日の送迎と予約調整は頼めない |
| 直近の行き先と必要日 | 来週の通院一回の往復 |
| 紹介先・次の連絡日・伝える内容 | 交通担当へ、停留所まで歩く距離が難しいことを伝える |
この方法では難しいとき
担当が違うと言われたら、担当名だけでなく連絡方法と受付時間を確認します。本人が電話をかけ直す負担が大きい場合は、本人の同意する範囲で説明を引き継げるか尋ねます。
家族が手伝うときに
離れて暮らす家族が関われる場合も、できない送迎を約束しないでください。調査や費用整理だけなら担えるなど、現実に続けられる支援を本人と相談します。
出典と確認日
- 地域包括ケアシステム(厚生労働省)
確認日:
地域包括支援センターは高齢者の総合相談等を担い、市町村が設置している。
確認した箇所と適用範囲
2.地域包括支援センターについて。本文315〜335行相当。
高齢者の総合相談を担う窓口の概要。若い本人へ一律に案内しない。センターが必ず送迎を提供・確保するとはいえない。
受付・料金・対象条件などは変更されることがあります。利用する窓口へ、ご自分の条件で確認してください。
