通院・体の負担・付き添い
立っているのがつらいと伝えにくい人の乗車前の準備
見た目では分からないつらさを説明して席を頼むのは、勇気が要ります。病状を詳しく話さず、必要なことだけ伝える短い文を用意します。

短く伝える言葉を用意する
お願いする言葉は「立っていることが難しいので、座れる場所を相談したいです」など短くします。声を出しにくければカードを見せる方法があります。助けを頼むこと自体を本人の失敗とせず、必要な条件として伝えます。

説明したくない内容を分ける
カードに病名や詳しい経歴を必ず書く必要はありません。本人が伝えてよいと思う情報と、どの手助けが必要かを分けます。他の人に見られるカードには、自宅住所など不要な個人情報を載せないようにします。

座って移動できる条件を確認する
一般の便で席を譲ってもらえることは確約ではありません。座席予約や着席条件を確認できる手段があるか、事業者へ尋ねます。乗車前に座れるか分からない場合は、待てる場所と別の便を含めて計画します。

無理だったときの別案を持つ
座れない、混雑で相談できない場合の行動を決めます。無理に乗って立ち続けず、次の便を待つ、駅員等へ相談する、別手段へ変える候補を確認します。困った際に本人だけで説明を繰り返さなくてよい連絡方法も用意します。

伝えるときの言葉
駅員・乗車前の案内担当
立ち続けることが難しいです。この便で座って利用できる条件があるか確認したいです。難しい場合、座って待てる場所と別の便を教えていただけますか。
立位が難しいことを伝える携帯カード
立ち続けにくいことを、必要な範囲だけ伝える携帯カードです。
- 本人が使いたい文を選び、読みやすい文字に書き直して携帯します。
- カードを見せても着席が保証されるわけではないため、代案も裏面などに記します。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
| 確認する項目 | 記入欄 |
|---|---|
| 見せる文:立ち続けることが難しいです | |
| お願いしたいこと:座れる場所の相談など | |
| 説明してよい情報・書かない情報 | |
| 着席条件を確認した便・窓口 | |
| 座れなかった場合の待機場所 | |
| 別の便・手段・費用 | |
| 連絡を頼みたい相手と本人の了承 |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
| 確認する項目 | 記入欄 |
|---|---|
| 見せる文:立ち続けることが難しいです | 説明用のカード文:外見では分かりにくいのですが、立ち続けることが難しいです。座れる方法を相談させてください。 |
| 座れなかった場合の待機場所 | 説明用の例:駅の案内担当へ座って待てる場所を聞く。 |
この方法では難しいとき
詳しい説明を求められて話したくない場合は、必要な支援だけを繰り返し伝えます。制度や専用サービスの利用条件で情報が必要なら、誰に何を示す必要があるか確認します。
家族が手伝うときに
本人に病状を周囲へ説明させることを前提にせず、希望する文を一緒に用意します。席を頼むか、別便にするかは本人の気持ちも確認します。
この情報の範囲
暮らしの準備や話し合いのための編集提案です。個別の運転適性、制度の利用資格、地域のサービス提供を判断するものではありません。
