返納前の準備・返納後の暮らし
一度できても支援を終わりにしない、頼り方の決め方
一人で出かけられる日があっても、いつでも同じようにできるとは限りません。支援を終えるか続けるかの二択にせず、その日に必要な部分だけ頼める形を作ります。

できた条件を支援者と共有する
支援者へは、一人で行けた結果だけでなく、荷物が少なかった、天候がよかった、用事が短かったなどの条件を伝えます。疲れが翌日まで残ったなど、外から見えない負担も話して構いません。できたことを取り消す話ではなく、無理なく続けるための情報です。

必要な支援を部分ごとに分ける
予約だけ、行きの乗り場まで、帰りの荷物だけなど、頼みたい支援を小さく分けます。毎回全部付き添うことが難しい相手でも、一部なら引き受けられる場合があります。ただし担当者の了承前に決定せず、頼めない時の別案も確認します。本人ができる部分まで一律に代行する必要もありません。

その日の希望を短く連絡する
その日の依頼は「今日は帰りの荷物だけお願いしたい」のように短く伝えられる文を決めます。相手が調整できる時間を相談し、返答があるまで確定ではないと分かる形にします。体調などで直前に変わる可能性も伝えますが、当日必ず支援が届くとは限らないので、予定変更の連絡先も控えます。

支援量を見直す日を決める
月ごとや数回利用した後など、無理のない間隔で支援の量を見直します。必要が増えた時も、本人が後退したと評価せず条件の変化を確かめます。助けを頼まなくなった時は、不要になったのか遠慮しているのかを本人へ聞きます。本人が頼れる入口を残したまま、使い方を調整しましょう。

伝えるときの言葉
普段の支援者
前回は一人で行けましたが、今回は荷物が増えます。行きは自分で行き、帰りの荷物だけ手伝ってもらえますか。難しければ配送などを確認するので、いつ返事をもらえるか教えてください。
その日に選べる支援の依頼表
その日の必要に合わせて支援を選び、依頼と確定を分ける表です。
- 今回はどの部分に助けがほしいかを各行で選びます。相手へ頼んだ日と返答期限を残し、了承された支援と未確定の支援を区別して外出を組みます。
- 書きたい範囲で記入してください。
- 決まっていない欄は「未確認」とし、次に聞く相手や日を書き添えます。
- 記入例の人・日時・金額は、説明用の仮定です。
この表は見本です。記入するときは上のボタンから資料を開いてください。記入内容は自動保存されません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 支援の部分 | 今回必要なこと | 頼む相手・返答期限 | 了承/未確定・代案 |
|---|---|---|---|
| 予約 | |||
| 行きの移動 | |||
| 用事先での支援 | |||
| 帰り・荷物 | |||
| 見直す予定 |
記入例
説明用の架空の例です。日付や金額は、実際の利用条件を示すものではありません。
表は横にスクロールできます。キーボードでは表に移動して左右の矢印キーを使えます。
| 支援の部分 | 今回必要なこと | 頼む相手・返答期限 | 了承/未確定・代案 |
|---|---|---|---|
| 行きの移動 | 架空例:今回は本人だけで行く希望 | 必要になれば事前に相談 | 前回と条件が違う時は再確認 |
| 帰り・荷物 | 玄関まで運んでほしい | 家族へ前日までに返答を依頼 | 未確定。難しければ店舗配送を確認 |
この方法では難しいとき
希望した支援が頼めなければ、荷物を減らす、配送を確認する、外出日時を相談するなど、その部分に対応する別案を探します。支援がないことを我慢して同じ予定をこなす必要はありません。
家族が手伝うときに
一度できたことを支援終了の条件にしないでください。本人がその日必要な部分を言いやすいよう、依頼を受ける方法と返答の時期を決めます。
この情報の範囲
暮らしの準備や話し合いのための編集提案です。個別の運転適性、制度の利用資格、地域のサービス提供を判断するものではありません。
